なんだか、日本国内の報道には、専門家のものも含めちゃんとした報道がない。
CNNを見ると
中国のCDCがまとめたスタディの記事がある。それによれば、その時点での感染者は72,314人、内判定済み44,672人、臨床的に疑われる、または誤ったテストをされた人10,567人、疑われる人16,816人
判定された44,672人の致死率は2.3%、SARSは9.6%、MARSは35%だからそれらより相当低いが、話題の季節性インフルエンザの致死率は0.1%程度だから「インフルエンザの方がアメリカでたくさん死んでいる」とはいえ、一般的な季節性インフルエンザより今回のCOVID-19の方がはるかに致死率は高い。
なんだか、ニュースステーションで大丈夫、大丈夫みたいな根拠のないことを言っていた浦島さんという先生はすっかり出なくなった。コロナはもうどうにもならないところまで来てしまっている。
気になるのは、日本の全般的な反応だ。なんだか騒がないのが知識人だ、みたいな動きをはじめからしているが、他国はもっとシビアな対応をしている。
2週間が潜伏期間だから、と言って、感染が起こり放題の船から2週間で出せば、最初に全員が感染している訳ではないのだから、出た人から感染が広がるのは当然だ。
それに加えて、下船前に検査し残った人がいる、という。本当に高毒性の感染症が起こったらどうなるのか?海外からは日本はそういう国だと思われ始めている