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カルロス・ゴーンさんが逮捕された
どうやら、役員報酬をごまかして報告した、何か不正に日産の
お金を使った(今のところは、自分の育ったレバノンやブラジルに
土地を買って、それを自分で使っていた、ということらしい)
と、報道されている。
あれほど、お金をもらって、あれほど成功している人がなぜ
49億円とは、約100億円言われているけれど、普通考えたらそんなにもらっているのに
会社のお金を不正に使ってまで、自分のために何かするだろうか?
なんだか良くわからない。
まあ、お金なんて幾らあっても、ということなのだろうか?
それとも、「もう、ゴーンはいらない」というクーデターか?
良くわからない。
有価証券報告書の虚偽記載など、会社がわからないわけは、ない、と
思うのだけれど。
日産のリバイバルは、日本企業のダメさを象徴していた
ゴーンが日本にやってきてコストカットをした、ということだけれど
逆に言えば、日本の会社はそれほどまでに無駄が多かったのだ。
大きな会社ほど無駄が多いというのは、実感としてわかる。
カットできるコストがあって、おそらく、彼にはそれを「実行する」
能力があった、ということだと思う。
外国人が経営したら復活したのは、日産だけではない
シャープだって、あっという間に復活した。
これを、「日本企業は底力がある」というのは間違いだ。
日本企業のダメさは主に「経営」にある。
だから経営が変わるとあっと言う間に復活する。
これで、ゴーンがいなくなった日産はどうなるのか?見もの、だ。
トヨタは、WRCでチャンピオンになった
豊田の社長は、いかにも自分の為に金を使ったりしなさそうだ。
車が好きで、なんだか、純朴そうで。
国内ではあまり目立たないけれど、ヨーロッパでは絶大な宣伝効果が
ある、と言われているWRCでの優勝である。
本題とあまり関係ないけれど、
もったいないのは、トヨタが、「スバルブルー」や「スズキイエロー」
のように「イメージカラー」のようなものがないので、ファンであること
を示しにくいかもしれないことだ。
本当にもったいない。
これは、ひょっとすると、「トヨタをWRCで勝たせる」ことが目的で、
「マーケティング」が目的ではなかったからなのかもしれない。
だとしたら、あまり良くない。