大塚家具の大塚久美子社長が、東洋経済で、

「大塚家具を誤解しないで欲しい」

と言っている。

誤解を解くために「ビジョンを発表した」とのことだ。

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ビジョンを発表って誰に?

と言うのが最初の印象だ。
「誤解しないで欲しい」の対象者は消費者なのか、金融機関や
株主なのか?

最終的にはもちろん消費者の誤解を解かなければいけないはずだ。
もし、それが原因で不振になっているのなら、「消費者の誤解を解く
方法、施策」を出さなければだめだ。

「誤解しないで」なんていったってだれも相手にしない。
どうやって誤解を解くのか?どこが誤解だというのか?
そもそも「誤解を解く必要性」が消費者にあるとは思えない。

久美子社長は経歴からしても頭のよい人であるように思うのだけれど、
どうも何をしたいのかわからない。

中古品の再生に乗り出したり、中間価格帯の商品の品揃え
をしたり、「プロダクトアウト」「消費者が見えない」
戦略になっているように思う。

これからどうなるのか、あっと言うような手を打ってくるの
だろうか?