楽天が出した「楽天マガジン」に申し込んでみた。

この手の雑誌読み放題をするのは、だいぶ前に、ソフトバンクの雑
誌読み放題「ビューン」を数ヶ月利用して以来だ。

久しぶりに雑誌読み放題を見てみて、雑誌の「オワコン」ぶりが改
めてわかったような気がした。

せっかくタダで入れたのに、使わないのである。

なぜか?

それは

第1に「情報が遅い、古いこと」
第2に「更新が遅いこと」

同じような内容なのだが、これが雑誌よりも「スマートニュース」
の様なものが便利で、雑誌読み放題を開けなくなった理由の様だ。

雑誌読み放題は、スマートニュースの様な頻度で何回か開いてみて
も、中身が全く変わっていないのである。

それはそうだ。週刊誌は週1回しか更新しないし、それが、雑誌で
は1番更新頻度が高い位だから。それぞれの週刊誌の発売曜日が違
っていたとしても、1日に1誌くらいしか結局更新されないのだ。

以前よりもずっとウェブにどっぷりと浸かっていてその状態が普通
になっていろのが実感された。
ウェブの更新頻度は「朝、昼、晩」位だから、雑誌はとても遅く感
じてしまう。

自分自身のネットの使用頻度が上がった訳ではない。もう、10年も
前から、W-zero3を使って、通勤時間もネットに接続していたし、
その後も、いろいろな機器でモバイルしてきた。

変わったのは、モバイルネット人口が増えたことだ。

W-zero3は、マニアックなものだったが、今やスマホは、ほとんど
の人が持っている。以前は、通勤電車で、ネットをしているのは
「変人」だったが、今はほとんどの人が通勤中にスマホの画面とに
らめっこしている。

スマホからネットにアクセスする人が増えたことで、「スマートニ
ュース」の様なものが成り立つ様になった。

そういえば本屋さんに行かなくなった。通勤の途中駅でも立ち寄る
ことがほとんど無くなった。

リゾートに本屋さんを、とお世話になった「取り次ぎ」(本の卸
店)も倒産なさった。フランチャイズ契約して頂いた長野県大手の
書店チェーンも県内の異業種に買収された。

今後、雑誌社は、今まで以上に「質」が問われることになるだろう。

のんびりしていると淘汰される。