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セブンアンドアイ鈴木会長の辞任が発表された
辞任自体はまあ、その通りだ、という気もする。
80過ぎてもできるのだ、と言われても、伝え聞く限りでは相当な
ワンマンだったようだから、今後のことを考えても普通はやめるべきだろう。
衰えたな、と感じさせたのは、違和感だらけのあの記者会見である
会社の恥部を堂々と記者会見で話すのか?
会見中、鈴木氏は、今後も社長を継続するセブンの社長を物足りない
と批判したり、最初は話を聞いたのに1日後に考えを変えた、とか、
伊藤家との考えの違いがあったとか、自分が今まで頑張って育ててきた
会社に唾を吐くような発言を繰り返した。普通の会社員だったら
あんなことを言ったら許されない。居酒屋で話すような話だ。
それをあれほどの人が記者会見で言うのだから、驚きである。
どうしちゃったんだ、と思わざるを得ない。
鈴木会長の年齢がそうさせたのだろうか?
後継者にバトンタッチするのは難しい
後継者へのバトンタッチが難しいのは世の常だ。
有終の美を飾りたかったら、自分がどうするか?だけでなく
自分が去ったらどうなるか?を考えなければならない。
残念ながら鈴木会長はそうできなかったようだ。