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なんだかマクドナルドの話が多いのだが
マクドナルドが嫌いなわけでは無い(マクドナルドのハンバーガーが好きか?
と言われると、なんとも言いがたいけれど)のだけれど、マクドナルドの話
が続いてしまう。
マクドナルドが昼マックを廃止するらしい。
まあ、常に配っているクーポンとか、アプリとかを使えばあんまり変わらないし
やっている意味があまりないのかも知れない。
昼マックだから競争力がある、と言う訳でもないと思うし。
でも、昼に来る人には、何か代わりが無いと、ただの値上げになってしまう。
記事によっては「原材料費の高騰」などを理由にしていた様だが、もしそれが
本当なら、本部の怠慢も良いところだ。あの程度のハンバーガーと飲み物、ポテト
をあの位の価格で販売することもできない様な高コスト体質なのだとしたら、あんな
チェーンをやっている意味がなさそうだ。
マクドナルドはいい加減攻めるべきだ!
マクドナルドが急速に時代に合わなくなっているのは事実だと思う。あの程度の
同じような商品を作るのなら(しか、作らないのなら)もっと低コストで
オペレーションしてもっと低価格で提供すべきだ。牛丼の価格から判断したら
マックの昼のセットの適正価格はせいぜい400円くらいが限度だと思う。
新しい商品だって、私の感覚では「クウォーターパウンダー」以来無いと思う。
今まで商品に自信があったのかも知れないが、既存の商品だってもっと改良すべきだ。
メインの商品以外のところ(シェークとか、ポテトとか)でちょこちょこと
新製品を投入して繋ぐのももう限界だ。
コンビニの進歩の早さを見習うべきだ!
大きな組織の変化は難しいけれど、ポジショニングの再設定が必要
大きな組織は、組織の大きさが慣性力となるので、変化は難しい。
でも、牛丼だって、コーヒーショップだって進化している。
あんなに昔のままなのは「マックだけ」だ(正確には、ハンバーガーショップ、
と言うべきかも知れない)
マクドナルドは、自分の存在するカテゴリー(ハンバーガーでは無く、軽食、
休憩など)を再定義して、それに向けて動く時期なのでは無いか?
牛丼屋さんは「牛丼だけで戦っている訳では無い」し、そういえば、
ミスドだって(うまく行ったかどうか評価は分かれるかも知れないが)飲茶
をやっている。
牛丼屋さんのカレーは専門のカレーチェーンと同じくらい旨いし、
スシローのポテトやラーメンは普通に旨い。
そのうち、スシローが美味しいハンバーガーでも売り出したら、マックは
終わりだ。
その前に、コンビニだって旨いものがたくさんある。ドーナツの次がハンバーガー
かもしれない。
7-11のつけ麺のうまさは話題になった。あのレベルのつけ麺を出されたら
普通のその辺のラーメン屋さんは敵わない。
どうも、マクドナルドには、「美味しいものを開発する能力が欠けている」のでは
と思ってしまう。
自分の商品がどこにとられているのか?をちゃんと考えて市場を再定義しないと
そして再定義した市場でちゃんと戦う武器を持たないと。
また、「同じ魅力のないものを200円で売って」もだめだと思う。
マクドナルドはまだ戦える!
マクドナルドが、昼マックをやめる、とか、200円マックを出す、とかいうこと
が世間でどれだけ話題になっているか?広告費換算したらたいした金額になる
と思う。通常のマックの広告費より多いではないか?
マクドナルドは「まだ」話題になり得るのだ。
話題になって「告知可能」なうちに「魅力のある」「おっすごい」という商品
を出さないと。
食品カテゴリーではそれが可能だ!
頑張れマック!
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