ターゲットを絞って商品開発をしたら、次には、そのターゲットに「こんな商品があるよ」と言うことを伝えなければなりません。
ターゲットを十分に絞り込んで面白い商品ができれば、「伝える」ことはそんなに大変なことではありません。
その小さいターゲット故に、どうやって伝えるか、は限られているからです。
小さなお子さんとの旅の企画で面白いモノができた、
小さなお子様連れでも十分に楽しんで頂ける企画ができた
なら、「こどもぴあ」や「たまごくらぶひよこくらぶ」などの編集部に直接売り込んで取材してもらいましょう。
小さなターゲットを対象にしている商品は少ないので、取材してもらえる確率は高いはずです。
他にもターゲットさえ十分に絞り込まれていれば、媒体はあるはずです。小さいターゲットには仮にお金を払ったとしても効率的に到達できるので、媒体に料金のを払って出す手もあるかも知れません。
小さいターゲットなので、ネットを利用した告知も可能かも知れません。小さなコミュニティに告知するなら、掲示板程度でも可能かも知れません。ターゲットが小さくても、あなたの旅館を一杯にするくらいの規模はありますから大丈夫です。
小さなターゲットを採用した成功例で知られているのは例えば、長野県のスキー場の旅館が実施した「卵アレルギーの子供達へのクリスマス企画」です。クリスマスになっても「チキン」も「ケーキ」もなかなか食べられない卵アレルギーの子供達に的を絞って、アレルギーのないケーキ、クリスマスディナーを出し成功した、と言うお話しです。
小さなターゲットと言えば、最近では、できちゃった結婚対象の「子連れウェディング」なんて言う企画もあるくらいです。(この市場は小さいとは言えなくなってきているのかも知れませんが)
皆さんの身近にこうした話は転がっていませんか?ターゲットを十分に小さく絞り込めば、コミュニケーション手段は自ずと明らかなケースが多いモノです