今回はちょっと違った話です。

ホテル旅館の「稼働率」は一般に
1室1日を単位として考えます。

つまり、ある日にお客様が宿泊したらその日は客室が稼働した、と考えるのです。

当たり前じゃない?

そうでしょうか?

工場の稼働率(操業率)はそうではないはずです。
16時チェックイン10時チェックアウトだとするとお客様に販売可能な客室(の時間は)1日24-6=18時間なのです。つまりチェックインチェックアウトを考えるともともとホテル、旅館の客室は最高でも75%しか稼働しないことになります。

何が言いたいのかと言うと、もしチェックインを14時、チェックアウトを12時にできれば不稼働時間は8%に減るということです。

同じことを、「延べ床面積」に対して考えると、稼働していない「床」がたくさんあることが分かります。

宴会場、カラオケ、ゲーム、クラブなどです。

一度こうした考え方で、あなたの旅館の「施設稼働状況」を考えてみませんか?

きっとあまりの不稼働ぶりに驚くはずです。そして、その稼働していないところにも忌々しい「改修費」「借金」が掛かっているのです。

お金を生む場所に変えませんか?